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すれ違い

今朝、私が「コムス」を運転していると、前方の道が細くなった部分で、車がすれ違いで立ち往生している。

いつもの通り道なので「ここでのすれ違いは無理じゃろうな」と思っていた。
ところが、この2台の運転手、どちらも見事な腕前。
ものの見事に、すれ違った。

思わず拍手。

同じく、今朝のこと。
前からお婆さんがバギーを押して歩いてくる。
この婆さん、道の真ん中を堂々と歩いていらっしゃる。
それほど広い道ではないけれど、軽自動車なら十分すれ違える広さ。
その真ん中を歩いていらっしゃる。

もし、傍まで行って、こけたら大変。
とにかく少し広い所で車を止め、待つことにした。
こちらが、停車したことを変に思ったのか?
怪訝そうな顔でこちらを見て、ぶつぶつ言ってるが、横に寄る気配もない。

しばらくして、無事すれ違った。
めでたし。
めでたし。

先日、この道で信じられない光景を見た。

私の前に車が1台。
ほぼ停車状態で、「イライラ」しているのが判る。
よく見ると、車の前に老夫婦らしき2人連れ。
道の真ん中を、本当にゆっくり歩いていらっしゃる。

前の車の運転手。
我慢しきれなくなったのか、車が閊えてきたことが気になったのか、ついに「プッ」と小さくクラクションをならせた。

お婆さんの手を引いて、道の横に寄ろうとするお爺さん。
「これで一件落着か」と思っていた。

ところが、すり抜けていくこの車めがけて、婆さんが制止する爺さんをすり抜け、持っていた杖で「ポカッ」「ゴツン」
いやぁー、びっくりしたのなんの。

前の車は、いったん停車はしたものの、関わりたくなかったのかそのまま通り過ぎていく。
さて、この光景を目の当たりにした私は、困った。
あの杖の一撃を見て、このまま通り過ぎる勇気がない。
かといって、このまま老夫婦の後をついていくほど気が長くもない。

たまたま目が合った婆さんの目線を外さないようにして。
そぉぉっとすり抜けた。
無事、通り抜けて。
めでたし。
めでたし。
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