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8月10日、異様な雰囲気の中で、教育委員会議が開催されました。
中学校で使用する教科書の選定が行われたのです。

文教常任委員会に配属されてから、できるだけ『教育委員会議の傍聴をさせてもらおう』と思っては居るのですが。
なかなか他の公務等と重なり、思うように傍聴できていません。
この日は、スケジュールが空いていたので、『よし、1時30分には帰って来よう』と思って、家での昼食と休憩をとって市役所に来たら。
駐車場は満車。
議会の階で、エレベーターを降りた途端に異様な雰囲気。

そぅ、教育委員会の傍聴に集まった人達でごった返していたんです。

5分前に委員会室に行ったが、傍聴席も残りわずか。
傍聴資料は、すでに無い。
傍聴席を見渡せば、様々な立場で政治活動をされていらっしゃる方々がずらり。

空席を見つけて、座ったが。
前に陣取っているのが、日本共産党の活動をされている面々。
小さい声で、隣の人と『ぼそぼそ』
また、反対から、『ぼそぼそ』

それでなくとも、加齢による難聴で委員さんの発言が聞き取りにくいのに・・・・。
『ぶちーん』と切れる所を、ジッと我慢。

自分たちの主張に沿った選定が行われたからだろうか?
「良かった、よかった」と言い残し退席された。

自民党から送られてきた参考資料にも
中学校で使用される教科書の選定作業が行われるが、安倍内閣の教育再生の成果として教科書が大きく変わりました。
と書かれてあった。

実際選定をされた委員さんも。
「社会科の教科書の選定には本当に苦労させられてきました。どのような教科書を選んでもそれぞれの考えを主張をされる方がたからクレームがきましたが、今回はかなり表現に差異がなくなったように思います。その意味では落ち着いて教育ができるのではないでしょうか」(いつもの通りかなり無理に略したような内容です。この通りの発言とは少し違うかもしれません)
と言っておられた。

私もこれまで表現等が違うといわれていた3種類の教科書を見たが、記述内容等に大きな違いは無かったように思う。

箕面市が推し進めている『どのクラスでも同じ授業を受けることができる』ことと同じように。
『国内で同じ記述内容の教科書で授業を受けることができる』事って、本当はとても大切なことではなかったのだろうか?

まともな授業を受けることができなかった(小学5・6年生の時は完全な某政党の思想教育でした)経験を持つものとして、つくづく好かったと思う。
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