分配
先日、国民健康保険運営審議会が開催された。
参加して知ったが、知人が委員に選出されたのだとか。
終了後、少し話をする機会を得た。
「どうでした?難しいもんでしょぅ?」
「本当に難しいものですねぇ」
その後にも会う機会があって
「先日はご苦労様でした」
「行ってびっくりしました。」
「内容も、本当に難しいでしょぅ?国民健康保険の審議は行政課題の縮図みたいなものですわ。あれして欲しい、これもして欲しい。しかも保険料は安くして欲しいですから」
「本当に難しいですねぇ」
で、終わったけれど。
私は、今までこの審議会の傍聴に行ってたので、審議会の雰囲気がわかるつもりだが、初めて参加すれば面食らうことも多いと思う。
生活苦を盾に『もっと保険料を下げるべきだ』という話を延々と聞かされる。
一方、『20億円もの累積赤字をどのように処理をするのか、保険料から少しづつでも返さないで、子どもたちに我々の尻拭いをさせてもよいと思っているのか』という意見を聞かされる。
『この判断をどのように思うのか』と言われたってなかなか発言できるものではない。
先日の議会フォーラムで講師が
「昔の政治家は、『富の分配で、どれだけ多くの予算を取ってくるか』に終始すればよかったけれど、これからは『負の分配をどうするのか』という大変難しい課題に直面している」
と言ってた。
様々な審議会等で、同じように難しい判断が求められるのだろう。
参加して知ったが、知人が委員に選出されたのだとか。
終了後、少し話をする機会を得た。
「どうでした?難しいもんでしょぅ?」
「本当に難しいものですねぇ」
その後にも会う機会があって
「先日はご苦労様でした」
「行ってびっくりしました。」
「内容も、本当に難しいでしょぅ?国民健康保険の審議は行政課題の縮図みたいなものですわ。あれして欲しい、これもして欲しい。しかも保険料は安くして欲しいですから」
「本当に難しいですねぇ」
で、終わったけれど。
私は、今までこの審議会の傍聴に行ってたので、審議会の雰囲気がわかるつもりだが、初めて参加すれば面食らうことも多いと思う。
生活苦を盾に『もっと保険料を下げるべきだ』という話を延々と聞かされる。
一方、『20億円もの累積赤字をどのように処理をするのか、保険料から少しづつでも返さないで、子どもたちに我々の尻拭いをさせてもよいと思っているのか』という意見を聞かされる。
『この判断をどのように思うのか』と言われたってなかなか発言できるものではない。
先日の議会フォーラムで講師が
「昔の政治家は、『富の分配で、どれだけ多くの予算を取ってくるか』に終始すればよかったけれど、これからは『負の分配をどうするのか』という大変難しい課題に直面している」
と言ってた。
様々な審議会等で、同じように難しい判断が求められるのだろう。
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