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学校

先日の文教常任委員会で出た意見を、感想も含めもう一つ紹介したい。

箕面市では、市内の公立学校(小・中学校)なら、何処の学校、学級で学んでも同じ教育が受けることが出来るようにしようとしています。
これが、簡単なようで本当に難しいのだそうな。

学校教育は教育指導要綱が有って、それに沿って先生が子どもたちを教えるのだから。
私は、おなじ教育がなされているはずだと思っていたが。
学校や先生によって、教え方とか進捗状況が違うらしい。
そこで、よく保護者間で話題になるのがクラスの違いによる『先生の当たり外れ』らしい。

その学校しか分からない保護者からは見えにくいが、我々がよく耳にするのが『学校間の当たり外れ』だ(こちらのほうが深刻だと思う)。
学校によって学校運営や其々の学校の教育方針に協力的な先生が多い学校と。
先生(一部だと思うが)が管理職の校長や教頭といがみ合い、その学校の教育方針が守られず、学校運営さえもうまくいかない学校でクラスでの教育にも差が有るのだそうな。

保護者が感じる先生との、人間性(性格)による相性が原因の『当たり外れ』も、勿論深刻だろうが。
教え方の拙さからくる『当たり外れ』も、放置できない。
それも、就任したての若い先生ではなく、ベテランとよばれる先生の自分の経験に基づいただけの教え方が、非常に拙い教え方だとしたら、大問題だ。

そして、そのように自分の経験だけに頼る先生のほうが、プライドが高く他の意見を聞いてくれないんだとか。
そして、往々にしてそのような先生は、配属された学校の基本方針にも従わず、管理職の意見を聞かないことも多いのだとか。
このような先生が多い学校は、なかなか教育委員会の意向も伝わりにくく、学校全体がバラバラでまとまりがないらしい。

先日の委員会で、箕面市内で『学校の・学級の当たり外れ』をなくし教育の均等化を計ろうという、箕面市の方針に逆行するとも取れるような、意見が出た。

曰く
先生にもっと自由を与えるべきだ。
というものである。

私には。
自分のスタイルを守った教え方を認め。
学校を校長などの管理職ではなく、先生方(発言力の有る一部の)の管理下に置き多数決による運営を行おう。
生徒や学校を、教育委員会の管理下に置くのではなく、先生の考えを尊重した治外法権の場にでもしよう。
といった、意見のように聞こえた。

聞いていたが、残念ながら意見の中に子どもたちのことは見えてこない。
子どもたちの教育は何処に言ってしまったのだろうか?

子供を教えることが忘れ去られ、先生方(ごく一部だと思う)の都合で、学校をどのように運営しようかという話でしかないように思え、残念だった。

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