紛糾
今会議で急遽、一般会計の補正予算(第1号)が上程された。
それも、会期日程の終了直前に議案書が出され、急遽の議案説明が有った。
『箕面トンネルの大口顧客用の定期通行券を発売する』
という事業で、
「その事業費を補正予算で組んだので承認してほしい」
というもの。
止々呂美地区の箕面森町(ニュータウン)から箕面・豊中・吹田・大阪市内に行くには、この箕面トンネルを通過するのが便利ですが。
これを建設した大阪府が、費用を回収するためにトンネルの通行料を設定している.
普通車が620円ですから往復すれば1,240円となり、料金の高さで利用者が伸び悩んでいた。
トンネルの利用者が伸び悩みが、森町の発展の阻害要因と目されるようになってしまっていた。
その後、大阪府の道路公社と交渉を続け、社会実験という位置づけで通行料が410円まで引き下げてくれたおかげで、利用者が増加して結局公社の業績は上がったらしい。
それでも1か月の利用料金は、週休2日と仮定して車で通勤すれば通行量だけで毎月18,000円ほどもかかってしまう。
さらに交渉を重ね、今回、他の高速道路管理者が行っている『大口顧客割引制度』の導入の合意にこぎつけたらしい。
その合意ができたので、取り急ぎの補正予算の上程となったようだ。
当初の議案説明の折は
「そーか、頑張ってくれたんやなぁ。いやーご苦労さんでした。えっ、委員会の付託なしで即決でお願いしたいって?まっ好ぇ話やし即決でも問題なかろう。その代り丁寧に説明してな」
といった雰囲気でした。
その後、北急や森町に反対しているグループから『即決反対』が聞こえてきた。
その後の会派での会話。
「そうやなぁ、無理に即決してしまって後で売れ残った(箕面市が5000万円分の定期券を一括購入し、それを市民に売りさばく)となれば、税金の無駄使いと言われかねんわなぁ。まっ、職員さんに一生懸命売れ残らんように『頑張って』と言うか」
議案付託を受ける総務常任委員会に所属する私は
「もし売れ残りそうやったら、豊能町や能勢町の人たちに買ってもらえんのでしょうかねぇ」
「中井君、まっ、あんまり突っ込むな。折角の好ぇ話が潰れたら森町の人たちが困るんやから、ある程度は将来に向けた投資という意味合いも有るんやろ」
「分かりました」
本会議で総務常任委員会に付託と決まり。
一般質問終了後に委員会が開催される段取りに。
しかし、ここで事態が一変してしまった。
すぐに終わるつもりの委員会が、始まる前から険悪なムードの中で行われ、審議も紛糾してしまった。
そぅ思って説明を聞けば聞くほど、何故、豊能町や能勢町の人たちに買ってもらえないのか?解らなくなってくる。
1時間近くやり取りをしたが、ますます何故だかわからない。
同じトンネルを通っているのに、箕面市民だから割安の定期券が購入できて、豊能町や能勢町の人は通常料金で通らねばならないのか。
『原価で販売するのなら好いじゃないか』
『大阪府の税金が投入されたトンネルだと言ったって、同じ大阪府民なら好いじゃないか』
『少しでもトンネルを使う人が増えれば、萱野中央の商業施設だって潤うはずだ』
『別に500万円分しか購入・販売出来ないわけじゃないんだろ!』
『かたくなに、販売できませんと言ってて、売れ残ったらどぅするんだ!』
結局、5人の委員のうち、
反対が1人(いつも、何にでも反対してます)
「売れ残った時が心配だから」で棄権(採決時に退席)が1人。
賛成が1人。
「箕面市民以外にも販売できるようにできるようにもう一度汗をかいてほしい」という要望をつけ賛成したのが1人。
「議会審議で、このような要望が出ていることを公社に伝えてほしい」改善を求めて、賛成が1人でした。
それも、会期日程の終了直前に議案書が出され、急遽の議案説明が有った。
『箕面トンネルの大口顧客用の定期通行券を発売する』
という事業で、
「その事業費を補正予算で組んだので承認してほしい」
というもの。
止々呂美地区の箕面森町(ニュータウン)から箕面・豊中・吹田・大阪市内に行くには、この箕面トンネルを通過するのが便利ですが。
これを建設した大阪府が、費用を回収するためにトンネルの通行料を設定している.
普通車が620円ですから往復すれば1,240円となり、料金の高さで利用者が伸び悩んでいた。
トンネルの利用者が伸び悩みが、森町の発展の阻害要因と目されるようになってしまっていた。
その後、大阪府の道路公社と交渉を続け、社会実験という位置づけで通行料が410円まで引き下げてくれたおかげで、利用者が増加して結局公社の業績は上がったらしい。
それでも1か月の利用料金は、週休2日と仮定して車で通勤すれば通行量だけで毎月18,000円ほどもかかってしまう。
さらに交渉を重ね、今回、他の高速道路管理者が行っている『大口顧客割引制度』の導入の合意にこぎつけたらしい。
その合意ができたので、取り急ぎの補正予算の上程となったようだ。
当初の議案説明の折は
「そーか、頑張ってくれたんやなぁ。いやーご苦労さんでした。えっ、委員会の付託なしで即決でお願いしたいって?まっ好ぇ話やし即決でも問題なかろう。その代り丁寧に説明してな」
といった雰囲気でした。
その後、北急や森町に反対しているグループから『即決反対』が聞こえてきた。
その後の会派での会話。
「そうやなぁ、無理に即決してしまって後で売れ残った(箕面市が5000万円分の定期券を一括購入し、それを市民に売りさばく)となれば、税金の無駄使いと言われかねんわなぁ。まっ、職員さんに一生懸命売れ残らんように『頑張って』と言うか」
議案付託を受ける総務常任委員会に所属する私は
「もし売れ残りそうやったら、豊能町や能勢町の人たちに買ってもらえんのでしょうかねぇ」
「中井君、まっ、あんまり突っ込むな。折角の好ぇ話が潰れたら森町の人たちが困るんやから、ある程度は将来に向けた投資という意味合いも有るんやろ」
「分かりました」
本会議で総務常任委員会に付託と決まり。
一般質問終了後に委員会が開催される段取りに。
しかし、ここで事態が一変してしまった。
すぐに終わるつもりの委員会が、始まる前から険悪なムードの中で行われ、審議も紛糾してしまった。
そぅ思って説明を聞けば聞くほど、何故、豊能町や能勢町の人たちに買ってもらえないのか?解らなくなってくる。
1時間近くやり取りをしたが、ますます何故だかわからない。
同じトンネルを通っているのに、箕面市民だから割安の定期券が購入できて、豊能町や能勢町の人は通常料金で通らねばならないのか。
『原価で販売するのなら好いじゃないか』
『大阪府の税金が投入されたトンネルだと言ったって、同じ大阪府民なら好いじゃないか』
『少しでもトンネルを使う人が増えれば、萱野中央の商業施設だって潤うはずだ』
『別に500万円分しか購入・販売出来ないわけじゃないんだろ!』
『かたくなに、販売できませんと言ってて、売れ残ったらどぅするんだ!』
結局、5人の委員のうち、
反対が1人(いつも、何にでも反対してます)
「売れ残った時が心配だから」で棄権(採決時に退席)が1人。
賛成が1人。
「箕面市民以外にも販売できるようにできるようにもう一度汗をかいてほしい」という要望をつけ賛成したのが1人。
「議会審議で、このような要望が出ていることを公社に伝えてほしい」改善を求めて、賛成が1人でした。
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