代紋
安倍元首相が街頭演説中に銃撃されて死亡した。
心からご冥福をお祈りいたします。
このような街頭演説会場の運営スタッフや現場責任者の経験がある人間は。
事件現場の映像が流れるたびに、ハッとさせられるだろうと思う。
そして、自分が携わってきた現場で何もなかったことを改めて感謝することだろう。
選挙も後半に入ってくれば。
警護対象者の応援が前日に決まることも決して珍しいことではない。
例えば、『明日の午後5時に大臣が箕面市に入ります』なんてことになればもぅ大変。
まずは、場所の選定だ。
人通りが多くて。
尚且つ、聴衆が集まっても迷惑になりにくい場所を瞬時に選び出す。
場所が決まれば、選対本部と調整をする。
次に、警護に当たってくれるスタッフを最低でも2~30人準備する必要があるので、声をかけまくる。
並行して、『どこそこに大臣が来る』ということの広報だ。
文章での告知は出来ないので、口伝えでの広がりに期待するしかない。
聴衆が少なければ、応援に来ていただく方に気の毒だし。
多くれば、今度は警備や警護が大変だ。
きっと、決まった日は寝れないことだろう。
この流れだと、現場で、当日の朝一番から本格的な警察協議が始まる。
街宣車はどの位置に、何時何分に到着するのか?
大臣の乗る車はいつ到着するのか?
どの位置で演説するのか?
その動線の確認や警備スタッフの立ち位置の確認
聴衆はどの位置か?
マスコミ対応は?
これらのことが、最低でも3回聞かれると思っていただければ結構です。
途中で、「さっき言うたやろ」なんてな短気は禁物です。
何せ、相手は『桜の代紋』ですから辛抱。辛抱。
そして、演説が始まる最低でも1時間前にスタッフ集合。
30分ほどかけて、会場の周りの検索作業だ。
瓶、缶、石ころなど、投げつけられる物を拾い集める。
それが済めば、ロープなどで歩行者と聴衆の整理に入る。
そして、一番近い場所に我々責任スタッフが陣取る。
不審な動きをする者がいないかを見ている。
とある場所では、『ぶつぶつ独り言を言いながら、雨傘を持った老女』を発見。
スタッフに指示を出し、ぴったり横に付いてもらった。
勿論、我々主催者側だけではない。
『桜の代紋』を付けた人たちも頑張ってくれている。
今回の映像でも映っていたが、鉄板が入った黒い鞄を持った人が最後の人間の盾になってくれる。
あのカバンを使って、ナイフなどの刃物を持った人たちと対峙するそうな。
今回の事件。
警察の対応のまずさが、一部マスコミで指摘されている。
同じ様なことが、先日の箕面市の街頭でも起こった。
歩道で多くの警備スタッフや、警察が集まっていることに激怒した人が、我々に怒鳴り込んできた。
当初は我々で対応していたが、どうにも収まりそうになかったので『桜の代紋』の方に助けを求めた。
が、結果はご想像の通り。
どうやら、『誰かがどつかれる』状態にならないことには、何もしてくれなさそう。
覚悟を決めて、顔を突き出したが。
逆にそれでおとなしくなってくれた。
まっ、『桜の代紋』も所詮こんなもんですわ。
心からご冥福をお祈りいたします。
このような街頭演説会場の運営スタッフや現場責任者の経験がある人間は。
事件現場の映像が流れるたびに、ハッとさせられるだろうと思う。
そして、自分が携わってきた現場で何もなかったことを改めて感謝することだろう。
選挙も後半に入ってくれば。
警護対象者の応援が前日に決まることも決して珍しいことではない。
例えば、『明日の午後5時に大臣が箕面市に入ります』なんてことになればもぅ大変。
まずは、場所の選定だ。
人通りが多くて。
尚且つ、聴衆が集まっても迷惑になりにくい場所を瞬時に選び出す。
場所が決まれば、選対本部と調整をする。
次に、警護に当たってくれるスタッフを最低でも2~30人準備する必要があるので、声をかけまくる。
並行して、『どこそこに大臣が来る』ということの広報だ。
文章での告知は出来ないので、口伝えでの広がりに期待するしかない。
聴衆が少なければ、応援に来ていただく方に気の毒だし。
多くれば、今度は警備や警護が大変だ。
きっと、決まった日は寝れないことだろう。
この流れだと、現場で、当日の朝一番から本格的な警察協議が始まる。
街宣車はどの位置に、何時何分に到着するのか?
大臣の乗る車はいつ到着するのか?
どの位置で演説するのか?
その動線の確認や警備スタッフの立ち位置の確認
聴衆はどの位置か?
マスコミ対応は?
これらのことが、最低でも3回聞かれると思っていただければ結構です。
途中で、「さっき言うたやろ」なんてな短気は禁物です。
何せ、相手は『桜の代紋』ですから辛抱。辛抱。
そして、演説が始まる最低でも1時間前にスタッフ集合。
30分ほどかけて、会場の周りの検索作業だ。
瓶、缶、石ころなど、投げつけられる物を拾い集める。
それが済めば、ロープなどで歩行者と聴衆の整理に入る。
そして、一番近い場所に我々責任スタッフが陣取る。
不審な動きをする者がいないかを見ている。
とある場所では、『ぶつぶつ独り言を言いながら、雨傘を持った老女』を発見。
スタッフに指示を出し、ぴったり横に付いてもらった。
勿論、我々主催者側だけではない。
『桜の代紋』を付けた人たちも頑張ってくれている。
今回の映像でも映っていたが、鉄板が入った黒い鞄を持った人が最後の人間の盾になってくれる。
あのカバンを使って、ナイフなどの刃物を持った人たちと対峙するそうな。
今回の事件。
警察の対応のまずさが、一部マスコミで指摘されている。
同じ様なことが、先日の箕面市の街頭でも起こった。
歩道で多くの警備スタッフや、警察が集まっていることに激怒した人が、我々に怒鳴り込んできた。
当初は我々で対応していたが、どうにも収まりそうになかったので『桜の代紋』の方に助けを求めた。
が、結果はご想像の通り。
どうやら、『誰かがどつかれる』状態にならないことには、何もしてくれなさそう。
覚悟を決めて、顔を突き出したが。
逆にそれでおとなしくなってくれた。
まっ、『桜の代紋』も所詮こんなもんですわ。
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